経済用語と不動産(亀山)

こんにちは、3課の亀山です。
学生時代は経済学部だったため経済用語は講義でたくさん習いましたが、その中でも特に記憶に残っている用語があります。

それは死重的損失(デッドウェイトロス)です。用語に使われている漢字を見ると物々しさを感じるかもしれませんが、政府の過度な課税や独占企業の影響などにより、本来得られるはずだった社会全体の利益(豊かさの合計)が、誰の利益にもならず丸ごと消えてしまう現象という意味があります。

これは不動産の賃貸の場合でも当てはまります。下記のようなケースで考えると分かりやすいと思います。

家主が所有する部屋について、

・家主が希望する賃料:8万円
・入居希望者が払ってもよい賃料:7万円

その物件を7万円で貸した場合、入居者には十分な利用価値がある。また、家主も7万円なら管理費等を差し引いても利益が出る。

この状態で家主様が8万円でなければ絶対に貸さないという結論を下すと、入居者は契約せず部屋も空室ままのため家主に家賃も入りません。そうなると7万円で契約していれば、少なくとも双方にメリットがあったのに、条件が折り合わないことで、その取引から生まれるはずだった価値そのものが消えることになり、それが死重的損失となります。

このように学生時代に習ったことを掘り下げてみると、自分の仕事にも関係あることがあるかもしれません。
もし良ければ復習をしてみてはいかがでしょうか


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